バスプロは他魚種を狙ってもプロなのか!? バスプロの限界に挑む!!
今回のゲストは、これまた“世界の”という冠を持つ徳永兼三プロ! 日本のブラックバストーナメント界の立ち上げに尽力し、長年トップカテゴリーで活躍した後は、シーバスからマグロまで、マルチに世界を釣りまくる、もはや生きる伝説のアングラー。
そして挑むのは世界のT.Namikiこと並木敏成プロ。ブラックバス界では、まるで野茂英雄のようにアメリカで大活躍し、全米に名を轟かせたレジェンドアングラー。バス釣りの腕前は今更言うまでも有りませんが、海のバス、シーバス相手にも通用するのでしょうか?
更にはO.S.P所属の小林明人プロ。バス釣り人の間では知らぬ者は無いと言っても過言では無いワーム“ドライブビーバー”の開発者としても有名な、JB TOP50プロトーナメンターです。
BASS MATE挺にはGARMIN FORCEが装備。コクピットでエレキペダルを操作出来るうえ、GPS制御でコントロールされている為、ピンポイントに静止して攻める事が可能になっています。ハイテクですね〜。
水中の様子がリアルタイムアニメーションのように映し出される“ライブスコープ”でベイトフィッシュの様子を探る徳永プロ。レジェンドだけど最新装備もちゃんと使いこなしているトコロがめっちゃ格好良いですね。ブラックバス釣り界ではゲームチェンジャーとなったライブスコープですが、もちろん海の釣りでも大活躍しているようです。
O.S.Pのルドラと言えば海の世界でも釣れ釣れルアーとして有名ですね。ブラックバスを始め、イナダやサワラ釣りでも愛用されているのは皆様もご存知かと思います。そして今回は小林プロが開発中のビッグベイトを持ち込んだのですが、なんと3投目でいきなりヒット!!
これがそのプロトタイブのビッグベイト。いきなり70cm級のランカーシーバスを釣り上げるとは…。バスプロに壁は存在しないのか!?
徳永プロがライブスコープを見ながら操船します。って、レジェンド+最新機器+最強バスプロがタッグ組んで攻めてたら釣れるに決まってるじゃないですかー、ヤダー。
当然のようにT.Namikiもヒット!! オラーッ、ルドラァ!! と言ったとか言わなかったとか。いや、始まったばかりですけど、これ釣れすぎちゃうんじゃないですか?
そして程なくWヒット!! シーバスの反応からルアーを変えて狙っていた並木プロと、今回もプロトのビッグベイトが炸裂した小林プロ。この素早い判断力は学ぶべきトコロですねー。
そしてバックシートからビッグペンシルをキャストしていたケンゾープロにもビッグサイズがヒット!! さすが「釣りチュウ」! 誰よりも釣りが大好きなケンゾープロです!!
ライブスコープ映像の左の方に空間があるのがおわかりでしょうか? コレはコノシロの群れにシーバスが突っ込んで行って出来たモノです。もちろん、ココに投げれば必ず釣れるというワケでは有りませんが、水中で何が起きているか?その時にどうなるか?は以前より格段に分かるようになってる、という事だけは真実なのです。
「今日は船頭に徹します」と言われていたケンゾープロですが、ライブスコープに映ったシーバスを狙ってキャストし、見事に仕留めてこのセリフ。
そしてノリノリのケンゾープロのキャスティング講座も。フワッとした動作から驚きの飛距離と正確さでルアーが吹っ飛んで行きます。その姿にはキャスティングを武器に全米を戦ったT.Namikiも関心しきりです。
そしてT.Namikiもプロトタイブのビッグベイトでキャッチ! どれだけ釣りまくってしまうのか!? と、思いきや、後半はクロダイですって!? さすが釣りチュウ! 無軌道っぷりが半端無いです!
まずはボートクロダイ・ワンポイント講座から。マッチザベイトの考え方から、アタリの出方まで。バスプロはちょっとしたヒントを与えるだけで自分のモノにしてしまう、とは徳永兼三さんの評価だが、二人はクロダイも仕留める事ができるでしょうか?
見えるカバーに付くクロダイを狙い、ピッチングでビシビシとキャスティングをキメて行く3人。いつの間にかケンゾープロもT.Namikiに張り合い始めてしまいます。サスガは元トーナメンターです。
コレがケンゾーさんの釣りの面白レベルだそうです。エ、クロマグロ釣りより上なんですね。それはT.Namikiも燃えるワケです。しかし小林プロにも先行された今、かすかな焦りが感じられます。初クロダイを仕留める事はできるでしょうか? 頑張れT.Namiki!
そして弧を描くロッド!! 果たしてドラマ魚の登場か!? この結末はぜひ本編をご覧ください!!