日本におけるプロショップの始祖『バスメイト』に凸しました!!
特に何でもないモノを「至極の名品! 我が家の財宝!!」の如くアオり立てる、マイホームご自慢番組『渡○篤○の建もの探訪』っぽく(中途半端なパクリっぷりですが…)スタートしたのが、HIROの買い物ついでに撮っちゃおうという『お店探訪』コーナー。
今回は日本における『プロショップの始祖』とも言える名店・バスメイトにお邪魔しちゃいました!
カメラマンを置き去りに、ドアを閉めてしまいます。ライオンが我が子を谷に突き落とすかの如く「カメラマンとして成長したければ、己の力で開けて来い!」という、HIROならではの教育なのでしょうか? 何事も前向きに考えることが大切ですね!
バスメイト代表、そして世界記録更新者でもある『世界のケンゾウ』!!
出た! 世界のケンゾウ! バスメイトの代表・徳永兼三さんです。ベテランのバスアングラーやソルトアングラーならご存じかもしれませんが、徳永さんはIGFA(魚釣りの世界記録を認定する何やらスゴイ団体)が認定する世界記録をいくつも更新されたアングラーであり、過去には16ポンドラインのヒラスズキや、6ポンドラインのバスのワールドレコードを獲得。現在でもヒラマサのレングスレコード(叉長133cm/重量25kg)を保持している。
来年で40周年を迎えるバスメイト。ミシュランよ、五つ星を出せ!
冒頭でもプロショップの始祖と表現しましたが、バスメイトが開業してから来年で40周年だそうです。数多のショップが華々しく開店しては消えて行くという栄枯盛衰を繰り返す中で、40年もの間“一流”という看板をキープし続けるというのは並大抵なことではありません。さすが、世界のケンゾウ!
話はバスメイト開業前、徳永さんがバスフィッシングを始めた頃までさかのぼります。その頃はラパラのルアーが1000円だったらしく、今とあまり変わらない。ただ、現代の物価に換算すると…4000~5000円くらいになるのか!? 超高級品ですわ!!
当時は山水や矢口釣具といった『ルアーショップ』は存在したが、“バス専門”というショップはなかったので「ならば、自分でやろう」ということになったのだとか。だからといって実際はバスタックルだけを扱っていたわけではなく、管釣りを含めたトラウト、シイラ、シーバスなど、今でこそ当たり前のルアーターゲットに対応するタックルも扱っていたという。先見の明、というか…好きこそものの上手なれ、というか…スゴイな、ケンゾウ!
34年前のクリスマス島は新婚旅行なのか? それとも釣り合宿なのか!?
そして、初めてGT(ジャイアントトレバリー)を釣りに行ったときの話に。何でも34年前に新婚旅行でクリスマス島(オーストラリア)に行ったらしいのだが、その実態は“釣り合宿”だったらしく、奥様は今でもそのことを根に持っているらしい。釣り人あるある、ですかな…。
徳永さんの『もうひとつの顔』とも言えるシーバスガイドも、バスメイト開業後から2年ほどで開始。当時はエサ釣りの乗り合い遊漁船しかなかった時代なので、如何に革新的なことにチャレンジしていたかが分かる。
30年前には久米島でキハダのジギングも開始。もちろんPEラインなど存在せず、ナイロンライン16~20ポンドで頑張っていたとか。それ以上ラインを太くすると、ラインの抵抗が大きすぎてジグが沈んでいかなかったらしい。
徳永さんがヒラマサのレングスレコードに関して熱弁しているときに、何とHIROはアクビをしています! 何たる失態!!
何でも奥様も娘さんも、凄腕アングラーなんだとか…
で、これから狙えそうな記録は? なんて話題から、奥様&娘さんとシーバス釣りに出た話に。そこで娘さんが7.5kgのブリをPE1.2号で釣り上げ、20ポンドクラスの日本記録達成!! しかもブリは日本固有の魚なので、同時にワールドレコード達成か~!? となったらしいんですが…これ以上はネタバレになるので、動画で要確認!
JGFAおよびIGFAの記録を作るには入会申請も必要なようで、しかも測定には第三者が帯同していなければならないなど、厳格なルールがあるようです。だからこそ、公式な日本記録&世界記録として認定されるワケですな。そして、話はどういうワケかアメリカのウォーターゲート事件にまで発展してしまいます。ゴ○ゴ13並みに、時事ネタまでカバーするとは!!
左が若き日の徳永さん、右は『世界のEIZO』として名高い、ロッドビルディングショップ『バサロ』の創設者・丸橋英三さん。ともにIGFA世界記録を達成しているワールドレベルアングラーが同時に写った貴重な一枚。
やっぱりプロショップなので、タックルを買わないと帰れないよね…
最後はHIROのマジ買い物で終了するという、何ともフニャったシメの動画だが、バスメイトの歴史と徳永さんの偉大さの片鱗が分かっていただけると思う。プロショップの神髄を感じたいアナタ、バスからマグロまでルアータックルの海に溺れたい貴兄、そして何より、世界のケンゾウに逢ってみたい奥様! この動画を見るだけに留まらず、ぜひともバスメイトに直接足を運んでほしい!!