ということで、釣りチュウと言えば『世界のケンゾー』でございます。徳永さんと言えば釣りチュウでのマグロハンターっぷりはもちろん、かつてはバスプロとしても名を馳せておりました。一方でシーバスガイド船のパイオニアとしても有名ですが、実はバスプロより前に、39年も前からやっているそうです。当時はまだ釣り業界にも“遊漁船”というカテゴリーがなかった時代。しかも早い時期からエレキも導入し、いかにお客さんが(※どちらかというと…自分が!?)釣りやすい環境を整えられるか、イロイロ研究していたようです。
現在は当時と比べてシーバスの数は減っているようですが、それでもタックルや魚探、エレキといった船の装備の大幅な進歩で、かつてよりハイクオリティなゲームが楽しめるようになっているらしいです。釣りもIT化?の波に巻き込まれているということでしょうか…。
世界のケンゾーをバックアップするのはGARMINのハイテクデバイス群!!
徳永さんの船に装備されているGARMINの『クイックドロー』は、走行中に30cm刻みで自動的に地図を作成してくれるから、一度通った場所ならばその後は作成された地図を参考に、安全に走行することができるそうです。何かスゲェっスね…。
開始早々、ビッグベイトのメガドッグで元気なシーバスをゲットです! GARMINのエレキ『Force』にはGPSを利用して船を自動的にステイさせる“アンカーロック機構”が搭載されているので、船の操作はコンピュータに任せて、船長さんでも釣りをすることができるんです。つまり、お客さんより釣りたい欲全開の徳永さんにはピッタリなシステムなのです!!
超最先端魚探『ライブスコープ』なら水中の世界が丸見えだ!!
画面右側は通常の魚探画面ですが、本当は水深6mの場所に2m~ボトムまでコノシロの大群がビッシリと溜まっているのですが、あまりにコノシロの魚影が濃過ぎるので魚探がボトムと勘違いしてしまい、エラーが起こってしまっています。
これをライブスコープの画面に切り替えると、コノシロの大群を下から狙うシーバスの様子まで、全部映っています。何でもシーバスが泳ぐ姿はもちろん、ヒレが動く様子までも判ってしまうほどの高精度だそうです。徳永さん曰く、ライブスコープは超音波『キャメラ』だそうです。いいですか、カメラじゃないですよ。“キャ”メラですからね!本格派!!
これはライブスコープで上方向からの鳥瞰図を見ることができる『パースペクティブモード』。向きを変えれば3Dであらゆる方向から水中を捉えることができるんです。
これはコノシロの大群の中にシーバスがアタックしていった瞬間の画像です。シーバスの周りだけ、コノシロが四方八方に散って空間ができているのが判ります。こういうときのシーバスは、とてもアクティブで釣りやすいようです。
今、この瞬間の『事実』が見えるから想像やカンは必要なし!!
ライブスコープのトランスデューサー(徳永さんが言うキャメラの部分)はエレキのペダルで角度を変えて、見たい方向を変えることができます。
ライブスコープがあればベイトフィッシュの群れの『実像』を追いかけながら釣りをすることができるので、これまでのカンや経験則といった不確かなモノに頼るよりも、今起きていることに対してリニアに反応しながら釣りをすることができるんです。
「Wi-Fiで電源を飛ばしている」のはスマホやタブレットの話ではなく、コレはエレキの話。ペダルとエレキ本体がWi-Fiによる無線操作ができるので、既存のエレキのようなゴツい配線や面倒な施工が一切必要ないんです!
写真では判りにくいですが、ForceのヘッドがGPSとコンピュータ制御によって自動的に操舵され、強風の中でもボートをしっかりとステイさせています。
血は争えず! 何と親子で釣りチュウ発動!!
ちなみに、ビッグベイトでナイスサイズを連発しているこのお方、実は徳永さんの娘さん。どうも徳永さんに負けず劣らずの“釣りチュウ”だそうで、過去には『TVチャンピオン』のバスプロ親子選手権で優勝もしているそうです!
釣りチュウプロデューサーである不肖・ヒロも、ビッグベイトでちゃっかり釣らせていただいてます!
もちろん、最後にオイシイところを持って行くのは、やっぱり『世界のケンゾー』です。本人曰く“会心の一匹”だそうで、それを可能にしてくれるのがGARMINのエレキ『Force』と魚探システム『ライブスコープ』とのこと。その詳細を知りたいアナタ! ぜひとも動画で隅々までチェックしてください!!