ヒラマサキャスティングのすべて、田代船長に訊いてみました!
さて、今回の釣りチュウ、玄界灘のヒラマサキャスティングゲームで有名なガイド船・サンライズ/新海の田代誠一郎船長にお話を伺いました。ん? 船の名前がサンライズなの? 新海なの? そのヘンの話も、後々語られることになります…。
まずは田代さんの釣り歴から話はスタート。幼稚園時代からオヤジさんのチヌ釣りに連れて来られたらしく、ナゼかそこでベラ釣りにハマっちゃったとか。「あのベラの引きが忘れられなかった…」って私、ベラをここまで崇める釣り人を初めて見ました。美味しいけどね~。
その後は船釣りにもステップアップ。しかし、始めの頃は吐きまくりだったそうで、その理由も最初にオヤジさんが吐くのを見ての貰いゲロだったらしいです。ゲロ=撒き餌とはよく言われますが、本当に魚は寄ってくるのでしょうか?
「死ぬまで終わってないと思うんですけどね」って…もしかして、船のローンとか住宅ローンとか、結構残ってるんですか!? 大丈夫なんでしょうか…無事に完済できることをお祈りしております…。え? 違うの!?
「正直、ヒラマサをナメてた」からこそ、その奥深さを思い知らされる!!
そして、田代さんが遊漁船を始めた頃の話に。最初はクロマグロ狙いだったらしいんですが、ヒラマサがトップウォーターで釣れるということを耳にして、前職の奄美でのGTガイドの経験も活きるだろうと思い、ヒラマサチャレンジが始まったのだとか。
中毒者が中毒者をハメる…!? コレって…釣りの動画ですよね? 何かヤバい方向に話が進んでませんか? 映画やドラマでありがちな、沖合まで出て海に浮かんでいる禁断のブツを回収して、中毒者に○×△□…って話じゃないですよね? 田代さん、イイ人ですよね!?
ここで『世界のケンゾウ』こと、徳永兼三さんの話が。徳永さんはキャストの度に「俺のルアーに20kgオーバーが出る!」と思っているとか。だから、どんなに小さなヒラマサが食い付いたとしても「出た~っ!!」って全開シャウトしちゃうとか。少年の心を持った渋いオジサマって、ステキです♡
最新の魚群探知機のおかげで釣りの未来は明るい…かも!?
ここからは下巻に突入。冒頭で出てきた問題の『サンライズ』なのか? 『新海』なのか? ですが、どうも屋号がサンライズで、船の名前が新海だそうです。ナンでも屋号をサンライズにした理由のひとつが『流行るっていう、いわれがある』からだそうです。ただ、サンライズって会社の名前、日本に何十万件(田代さん談)もあるそうで、お客さんからは副業で小金を稼いでいると勘ぐられているそうです…。
ここでは真面目に(これまでも真面目ですが…)魚群探知機の話を。田代さんの新海号にもGARMINの魚群探知機が装着されたことで、これまでの2次元情報&経験で想像していた地形が、実際に3次元で形を見ることができる、とのこと。これはヒラマサを探すうえでは、もの凄いアドバンテージになるとのコトです。今の最新魚探、ヤバいっすよ…。
話はさらに社会派な内容へと発展し、世の中のいろんな部分で問題になっているサステナビリティ(持続可能性)の話題に。魚だって『限りある資源』なんですから、これまで以上に大切に扱わなければ! とのこと。そして、そのためには最新の魚群探知機が役に立つかも…なんて、スケールがデカイ話になってます。その真相を知りたい方は…ぜひとも動画へGO! 未来永劫釣りを楽しむためには、皆さんにも考えてほしいテーマです!!